妊娠中の糖尿病

 

妊娠してから糖尿病になる人が増えてしまいます。
これは、妊娠したことによってインスリンの働きを低下させるホルモンが分泌されてしまうためです。
妊娠前よりもインスリン分泌量が減少してしまうことで、血糖値が上昇します。
そして、糖尿病の診断基準が変わったことも、妊娠糖尿病が増加した原因となっています。

 

妊娠糖尿病は、妊娠する前には糖尿病ではなかったことが前提です。
妊娠前すでに糖尿病だった人は、妊娠するとさらに糖尿病が悪化する恐れが高くなりますから、注意しなければなりません。
妊娠糖尿病の基準は、前値が92mg/dl以上、1時間値が180mg/dl以上、2時間値1が53mg/dl以上のいずれかに該当する場合です。
診断は経口ブドウ糖負荷試験によっておこなわれます。

 

対処方法としては、食事療法がもっとも重要な役割を持っており、治療の目標は、食前が100mg/dl未満、食後2時間が120mg/dl未満です。
妊娠中に糖尿病になると、胎児にも影響します。
これを防ぐために、妊娠糖尿病を改善する必要が出てくるのです。
妊娠前の糖尿病は、妊娠糖尿病の危険因子となっていますが、加えて、高齢出産や巨大児出産の経験がある女性、肥満の人も注意が必要となっています。

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